10/07/29 03:06:36 0
(>>1のつづき)
誤解に基づく不名誉なレッテル張りや不適切な支援を排除するためにも、まずは詳細な
原因調査や研究が必要だ。「家族に申し訳ないと思うことが多い」「他人がどう思っているか
とても不安」「生きるのが苦しいと感じることがある」などの不安要素を抱えている一方で、
関係機関に相談したいと「思わない」という人が7割近くもいる。ひきこもり対策は難しく、
すぐに効果が出るものではないことを理解すべきだ。
3カ月間の合宿で生活・就労訓練を受ける「若者自立塾」はひきこもり支援に有効と
言われた国の事業だったが、事業仕分けで「コストの割に効果が薄い」との理由で
廃止された。落胆している支援者は多い。政権内のちぐはぐな政策決定が地道な
活動の足を引っ張っているのである。長年の努力や経緯を無視して実のある成果は
得られないだろう。(以上)