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宮城県仙台市の高層マンションから飛び降り自殺を図り、死亡した日本テレビの
山本真純アナウンサー(34)は、出産後に母親を襲う「産後うつ」を患っていた。
山本アナをよく知る人物は口を揃えて、「うつ病になるタイプじゃなかった」という。
ところが、山本アナが患っていた「産後うつ」は、出産後の女性の誰もがかかり得る病気で、
産後女性の1割がかかるというデータもある。
実は、ほかにも出産直後に自殺したアナウンサーがいる。日本テレビの大杉君枝アナウンサー(当時43)が、
2007年2月に都内で飛び降り自殺した。06年10月に第一子の男の子を出産したばかりだった。
01年には同局に所属し、フリーで活動していた米森麻美アナウンサー(当時34)が急死。死因は明かされていないが、
第1子を出産した直後だった。
「産後うつ」にかかる女性は少なくない。ポータルサイト「goo」の「gooベビー」が子どものいる
100人の女性に行ったアンケートで、「産後からいままで気分が落ち込んだり、プチうつかな? と思ったことはある?」
と質問したところ、16%が「よくある」、52%が「ときどきある」と答え、およそ7割がうつ状態を経験している、
産後うつにかかると、不安感があったり、涙もろくなったり、不眠、イライラ、頭痛といった様々な症状が現れる。
一般的なうつ病のように、几帳面でまじめな女性がかかりやすいといわれる。
出産を喜べない環境や状況にあったり、夫から支援が得られないといった場でも、なりやすいそうだ。
山本アナの場合も、夫が海外で活躍するダイビングのインストラクターで、
ほとんど離れて暮らしていた。出産後は山本アナの両親と都内で同居していたが、
子育てへの不安感が山本アナに重くのしかかっていたとも見られる。
産後うつの女性と家族をサポートするコミュニティ「ママブルーネットワーク」もある。このサイトには、
「私は確かに、変でした。地に足がついていない、フワフワした感じ。わけもなく泣きたくなって、死にたくなって」
「楽しいはずの母子の触れ合いである授乳がこんなに苦痛でいいのかな?
やっぱり私は産むべきじゃなかったんだ・・と自分を責めるようになった」などと書き込まれている。(抜粋)
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