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「たばこ臭い」として真冬などに至近距離から扇風機をあてられるなどの
パワーハラスメント(職権による人権侵害)を受けたとして、外資系消費者金融
「日本ファンド」(東京都品川区)の契約社員3人が、同社や元部長の男性に慰謝料など
計約736万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。
石井浩裁判長は「嫌がらせ目的で不快感を与え続け、著しい精神的苦痛を与えた」と
パワハラを認定し、同社と元部長に計約146万円の支払いを命じた。
判決によると、元部長は2007年12月、喫煙者の契約社員2人に向け、一日中、
風が直接当たるように扇風機を固定。約半年間にわたって風を受け続けた1人は
抑うつ状態との診断を受け、約1か月休職した。
また、元部長は3人に「給料をもらっていながら仕事をしていませんでした」という
内容の文書を提出させたり、怒りにまかせて突然殴ったりしていた。
ソース:読売新聞
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