10/07/28 15:32:29 AuNQOKvAP
>>410
3/26 牧場主から牛の調子が良くないと連絡があり、池亀医師が二頭の水牛を診察。
口蹄疫の症状と言われるよだれや泡は確認されず、熱があった事から風邪と診断し治療。
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3/29 最初に調子の悪かった牛とは別の九頭も発熱をしたので、同じように風邪の治療を行う。
翌日にはどれも熱は下がったが便の状態は悪いままだった。
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3/31 中毒症状を疑った池亀医師が家畜保健衛生所から別の獣医師三人にも来てもらって診断。
牛が暴れるため蹄の裏(口蹄疫なら発疹が出る)を確認できなかったものの、
三頭から検体(血液)を採取。なお口周りの泡は確認されず。
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4/5 牛の熱は平熱に戻ったが、保健衛生所からは診断結果がこないため問い合わせた所、
問題症状は特にない「陰性」と言われる。
この時保健衛生所は口蹄疫かどうかを日本で唯一調べられる東京の動物衛生研究所に
検体を送っていなかった。
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4/14 依然と牛の乳の質と量が悪いため、牧場主が再度池亀医師と保健衛生所に診断を依頼。
またも牛が暴れるため二頭だけから検体を採取。
またも診断結果が保健衛生所からなかなか送られてこない。
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4/20 この牧場の近くの和牛農家で牛三頭が初めて口蹄疫と確認される。
14日の診断結果を再度保健衛生所に尋ねるとまたも「陰性」の返事。
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4/21 保健衛生所がこの牧場に聞き取りに訪れ、水牛五頭から検体を採取して
動物衛生研究所に送る。
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4/22 研究所から水牛に「陽性」反応が出たと連絡が来る。
口蹄疫が確認された順番ではこの牧場は六例目であったが、
何故か3/31に採取した検体から口蹄疫が確認されたこととなって
発症一例目に繰り上げられて認定される。