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>>339
動物と植物の越境性疾病に対する緊急事態予防システム
URLリンク(vetweb.agri.kagoshima-u.ac.jp)
FAO: Emergency Prevention System (EMPRES) for Transboundary Animal and Plant Pests and Diseases
鹿児島大学 岡本嘉六
2005-6年に起きた最近の口蹄疫流行は特別報告にまとめられている
(Read the Focus on Foot-and-Mouth Disease - Situation worldwide and major epidemiological events in 2005-2006)。
口蹄疫の世界流行は、アジアの南部と西部でO型(new PanAsia株)、
A型(とくにA Iran 05株)ならびにAsia-1によって引起されており、中央アジアへ広がりつつある。
アフリカの流行傾向は、ウイルスの型別がほとんど行われていないので、はっきりしない。
南米においては、限られた2つの地域で増加しているが、
それらは隣接する清浄地域への感染源となる可能性があり、
南米大陸からの根絶の障害となっている
血清型の分布
● O型: アジア、アフリカと南米の一部。近年イギリスと一部の西ヨーロッパに侵入
近年の世界流行
1. 口蹄疫O型Pan-Asia株の世界流行、1990 ? 2001年
インド(1990年)で最初に発見された後、この株は、中東、東南アジア、中国本土、ロシア、モンゴル、
韓国、日本および南アフリカへと広がり(2000年)、2001年にはイギリス、アイルランド、フランスおよび
オランダを襲った。
この株は、風土病となっている地域で循環し続けていたが、
2001年までにインドで「new PanAsia」と呼ばれる変異株によって置き換わった。