10/07/27 21:22:39 0
≪村上洋介・帝京科学大教授(動物ウイルス学)の話≫
口蹄疫は症状がなくてもウイルスを出す邪悪な病気。十分に調査し、
体制の漏れを検証することが大事だ。現行法で防疫の主体は都道府県だが、
発生規模やウイルスの性質により、都道府県や農水省、最終的には国を挙げてと、
対応主体をスムーズに変える体制を作っておくべきだ。
WTO(世界貿易機関)のルールでは、
口蹄疫が発生していない「清浄国」として国際的に認められなければ、
発生国からの輸入を断れない。清浄国への復帰は国内で安全な畜産物を
食べる上で重要だ-という観点で国も都道府県も対応や備えをすべきだ。
口蹄疫は東アジアで頻発し、これで済むとは思えない。ウイルスには
7種類あり、今回のO型タイプは比較的やさしいもの。もっと大変なものも存在する。
こうした病気が世界にあることを一般の人も認識し、「家畜の感染症が
大きな影響をもたらす」ということを忘れないでほしい。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)