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○【秋葉原無差別殺傷】いよいよ被告人質問 凶行に至った経緯は…
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた加藤智大（ともひろ）被告（２７）の第１６回公判が
２７日午前１０時、東京地裁（村山浩昭裁判長）で開かれ、いよいよ被告人質問が始まる。１月２８日の初公判では、
起訴内容を認め「私にできるせめてもの償いは、どうして今回の事件を起こしてしまったのかを明らかにすること。
詳しい内容は後日説明します」と話した加藤被告。加藤被告が法廷で話すのは初公判以来で、凶行に至った
経緯をどう語るのかが注目される。
初公判で弁護側は「掲示板サイトは、彼の生活の重要な一部になっていた。彼がどのように掲示板を利用して
いたのか、どういう存在だったのかを解明しなければ、動機を明らかにすることはできない」と述べ、事件と
加藤被告のネット依存の関係性を強調している。
これまでの公判では検察側申請３４人、弁護側申請４人の証人が法廷に立った。被害者や遺族、目撃者が当日の
状況を明らかにすることで、事件の概要はかなりの部分まで明らかになってきた。弁護側申請の証人の中には、
加藤被告とインターネットの携帯電話用掲示板で交流していた女性が出廷。女性の証言からは加藤被告と
ネットとの深い関係がうかがわせている。
□ソース：産経新聞（写真あります）
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