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テレビでは1970年代後半から、心霊ブームが起こっていた。当時はよく2時間物のスペシャル番組を
放送していた。それらの番組では心霊写真と、それと並んで霊視相談が最も人気があったように思われる。
それらの番組では心霊写真と、それと並んで霊視相談が最も人気があったように思われる。
故・宜保愛子女史や織田無道氏などは霊視、除霊でマスコミの寵児にもなった。
私は『あなたの知らない世界』が一番記憶に残っている。
日本テレビ系で昼からお昼のワイドショーという番組を放送していたが、その中で毎週水曜日は
心霊特集をしていた。夏休みになると、いつも特集をしていたものだ。
内容的には視聴者から送られてきた霊体験を再現ドラマで放送するのであるが、
その幽霊の姿には子供ながら恐怖したものである。コメンテーターとして心霊研究家の新倉イワオ氏が
その都度解説をするのであるが、氏の紳士的な応対からか、視聴者に愛される長寿番組となり、約15年間に渡って放送された。
その後、織田無道氏と宜保愛子女史の霊視鑑定にやらせの疑惑が週刊誌から浮上し、その後二人はテレビを離れた。
心霊番組の方は90年代になっても、相変わらず続いていた。また、それと併用して未確認生物(UMA)や、
UFOも独自に特集番組を組んで放送された。しかし、1995年辺りからこれら心霊番組は急激に減ってしまったのである。
その最大の理由がオウム真理教によるテロ事件だったと思う。日本で余りにオカルトブームなのを逆手に取り、
オウムは当時のオカルト雑誌『月刊ムー』に毎回広告を載せてセミナーの案内を宣伝していた。
この広告から信者になった会員もさぞ多かったことだろう。また、世の中が余りにも不景気となり、
この世自体が生き地獄的な風潮が強くなった点も挙げられる。心霊なんて所詮は娯楽である。
そんな風潮が強く存在する様にも思われる。
心霊番組に代わって支持を受けたのが、テレビ朝日系で放送された『オーラの泉』である。
三輪明宏氏と江原啓之氏を解説者として出演し、スピリチュアルと称される「自分の魂」を
幸運へとつなぐという発想が支持を受け、この番組がスピリチュアルブームを作りだした。
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