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「中期的に見れば、国内での生産はハイブリッド車や環境対応車などに限定されてくる。
生産台数が減れば、調達する部品なども減り、関連産業も含め事業規模は小さくなっていく。
数値は明確ではないが、当然、失業率上昇につながっていくだろう」
海外へのシフトは自動車業界に限ったことではない。
「パナソニックは液晶テレビの生産をマレーシアや中国などで増やし、
採用も国内採用をほぼ半減させ、海外採用を手厚くする。このように電機業界でも海外シフトが進んでいる」(証券アナリスト)
このほか「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、消費低迷が続く国内の出店よりも需要が
見込める海外出店を積極的に展開。今後、新卒採用の3分の2は外国人にする計画だ。
「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」を運営する壱番屋も、現在40店の海外店舗を2015年末までに
271店に拡大。経済成長が続くアジアを中心に海外展開を加速させる。
メーカーは海外シフトを加速させ、それ以外の勝ち組企業も国内の市場より海外に力を入れているところが目立つ。
日本国内には働く場があまりない-。そんな時代がやってくるかもしれない。