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【古典個展】立命館大教授・加地伸行 「悪相」ぞろいの民主党
今月の参院選のとき、どういう風の吹き回しか知らないが、私のところに
民主党候補者推薦のはがきが舞いこんできた。
もちろん、支持つまりは投票を求める文面であるが、その結びに至って、
「伏して」お願いしますというところを「臥(ふ)して」ときた。
気は確かか。これでは「寝ころがって」のお願いですよ。
こういうのでも国会議員になろうというのであるから、ま、近ごろ風に言えば、立候補は
就活(就職活動)の一つぐらいのつもりなのかもしれない。事実、その主張から見て、
識見のある候補者などほとんどいなかったではないか。
例えば、枝野幸男民主党幹事長。投票日の翌日であったか、各党幹部が出演した番組でこう発言した。
税制の問題について(野党の)皆さんと話しあって案を作り、国会に提案いたしたい、と。
私は耳を疑った。この発言は、中学校の生徒自治会レベル、いやそれ以下である。その職責にある者は、
自分たちの知識と知恵とをしぼって、まず原案を作り、その原案を公的な会議において、審議してもらうわけである。
この原案作成において、担当する責任者は、当然、識見をもって練りあげる、政権であるならば、
政府・与党が己の政見をそこに反映できなければならない。もし原案を作れないとすれば、その職責に
堪えうる能力がないということであり、そのときは恥じて辞職するのが常道、いや常識である。
ところが、枝野某は平然と原案を野党といっしょに作ろうと言ったのである。これは、政権を担当する
能力がないと自分で言っているのと同じではないか。中学校の生徒自治会でもそんなバカなことは言わない。
>>2へ続く
2010.7.25 03:11 産経新聞
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