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>>1より
今年3月には、元生徒の万引や窃盗を学校に報告した「証人」として、同校を卒業して歌劇団入りした
同期生13人が出廷した。だが、実際に犯行の瞬間を見た者は1人もいなかった。地裁は和解協議に入り、
成立した場合は裁判上の和解と同じ効力を持つ調停に付していた。
一方、申し立ての過程で地裁、高裁がそれぞれ「処分を正当化するために責任転嫁を行っている」
「教育的配慮に欠けている」と同校に苦言を呈したこともあり、経緯を見守るサイトなどでは同校への
批判が急増。元生徒が歌劇団に入団しないことを条件に卒業を認めることで和解した現在まで、
書き込みは7000件を超えている。女性の「応援サイト」にも270件以上の激励が投稿された。
同校の一連の対応について、教育評論家の尾木直樹氏は「宝塚音楽学校は県の認可で設置された各種学校で、
いわば自動車教習所と同格。教育機関ではないといえばそれまでだが、親元を離れた10代の少女を2年も
預かる以上、もっと公共的な責任を果たす姿勢を見せるべき」と話す。
これに対し、宝塚音楽学校の樫原幸英事務長は「訴訟はすでに調停で解決しており、裁判で争われた
事実関係に関わる質問には一切お答えしかねます」と話している。(終わり)