10/07/23 14:18:35 a7JghBwRO
何はともあれ、動画を探して、先ずはルノーのCMの内容を見ていただきたい。
★「性欲を満たす一夫多妻制」が少子化歯止めのカギ!?
■フランスの出生率アップの最大のポイントは、「結婚していなくても、子供を生んでいい」という《意識改革》
そんな意識改革を後押しするために、フランス政府は画期的な政策「結婚してなくても、結婚しているのと同様な環境整備」を打ち出した。
男は結婚しなくても、妻を何人も持てるということ。つまり、性欲を満たす一夫多妻の推奨。
◆《PACS(パックス。連帯市民契約)》
1999年に施行された、未婚のカップルに結婚に準ずる権利を認めた制度。
例えば、どちらかが医療保険に入っていれば、パートナーもその保険が適用。
PACS施行後、婚外子は急増し、今や「2人に1人が結婚していないカップルの子供(婚外子…53%)」。
婚外子の出生割合の増加と歩調を合わせるように、特殊出生率もアップ。
「たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス」でのルノーのCMを見れば、現在のフランスの家族関係がどうなっているかが解る。
■(PACS導入後の)最近のフランスの家族関係を象徴する映像
フランスの自動車メーカー「ルノー」の2009年のCM。登場する人物の複雑な家族構成に注目して御覧頂きたい。
父親が子供の送り迎えをする(際に、こんなにたくさん乗れますよとアピールする)もの。
先ず、今の妻との間の娘を迎えに行く。次に、前の妻との間の息子。そして、今の妻の前の夫との間の2人の連れ子。
最後は、3人目の女性との間の息子を迎えに行く、「どうやら、この息子も私の子供らしい」。
お解り頂けただろうか?
このドライバーの男性には、別れた妻との間に息子が1人。
そして、今の妻の連れ子が2人。
更に、その妻との間にできた娘。
その上に、第3の女性との間にも自分の子らしい息子がいるのだ。
日本では考えにくい、このような複雑な家族形態が現在、フランスで増えてきているのだという。