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大阪・道頓堀で40年近く営業する有名たこ焼き店「大たこ」が
市有地を不法占拠しているとして、大阪市が明け渡しなどを求めた訴訟で、
最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は22日までに、店側の上告を退ける
決定をした。不法占拠と認定し、明け渡しなどを命じた二審判決が確定した。20日付。
「大たこ」は1972年から道頓堀川にかかる太左衛門橋の南側で営業。
店は「20年以上占有しており、取得時効が成立した」として2006年に
所有権の移転登記を求め提訴し、大阪市が反訴した。
昨年3月の一審大阪地裁判決は、過去12年間分、月額約1万3800円の
土地使用料の支払いを命じたが、土地の明け渡しは認めなかった。
これに対し、1月の二審大阪高裁判決は
「土地利用の対価を全く支払うことなく、数十年間営業した」と指摘、明け渡しも命じた。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)