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・「せっかくの夏休みなのに」。22日早朝、山陽新幹線で起きた保守用車両の追突、
脱線事故。新幹線の各駅では、長時間にわたって旅行や帰省を足止めされた乗客に、
職員が状況を説明するなど対応に追われた。
新大阪駅では、ビジネスマンやスーツケースを抱えた家族らが精算所に行列。自然体験
ツアーに参加しようと、5歳と7歳の孫と九州に向かう予定だった大阪府茨木市の主婦
大石きぬ子さん(61)は「乳搾りやバター作りは全部キャンセル。孫が楽しみにしていたのに」と
残念そうに話した。
「動くまで待つしかない。せっかくの夏休みなのに…」。福岡県北九州市まで家族5人で
旅行中という神奈川県藤沢市の会社員秋山幸範さん(34)はあきらめ顔。3人の子どもたちは
暑い中、ぐったりした様子だった。
堺市の中学1年生90人は、長崎への研修旅行初日。学年主任の藤本優子教諭(48)は
「いきなりこんなことになって。訪問先に連絡を入れないと」と行程表を見つめた。
猛暑の中、新神戸駅でも多くの人が疲れた表情。親類が危篤で、母親(77)と福岡県
大牟田市に行くという神戸市の女性(52)は「急いでいるのに。待合室はクーラーも
効いていないし、高齢の母が心配」と話した。
岡山駅では、広島市の会社員久村由香さん(37)が「東京・日比谷にミュージカルを
見に行くつもりだったが、午後1時半開演なのであきらめた。何カ月も前から楽しみに
していたのに」とやりきれない様子だった。
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