10/07/21 16:39:49 pxDcEUm30
大臣、支援金はいつ全額お支払いになられるんです?
対策費、県負担67億円 国の支援不十分
URLリンク(www.the-miyanichi.co.jp)
口蹄疫対策を集中審議する臨時県議会初日の20日、県は国からの財政支援が足りずに
総額67億円の県負担が生じる見通しであることを明らかにした。
県の「貯金」に当たる財政調整積立金を取り崩して充当するが、このままでは今年3月末時点の
117億円から約50億円に減少する見込み。県は「来年度の予算案を編成するのも厳しい」と述べ、
県財政が深刻な状況に陥る懸念を示した。
松田勝則議員(新みやざき、延岡市区)の質問に稲用博美総務部長が答えた。答弁によると、
県は同日提案した約49億9千万円の一般会計補正予算案も含め、4月から7月にかけて
5回にわたり総額592億円もの予算を計上。国に対して、補助金や特別交付税などの財政支援を
求めているが、今回の補正予算案で財源として見込んでいる特別交付税50億円が出ても、
最終的には財政調整積立金を約67億円取り崩す必要があるという。
稲用部長は「復興対策も相当規模の予算を検討する必要がある。国にはあらゆる場面を通して
(財政支援を)訴えたい」と答弁した。背景には、近年、財政調整積立金を含む主要4基金の
一部を取り崩して予算編成している県の苦しい財政事情がある。
政府現地対策チーム本部長を務めた篠原孝農水副大臣は、口蹄疫対策特別措置法で盛り込まれている
ワクチン接種などの対策費については「国が全額面倒をみる」と明言している。
臨時議会で、県は口蹄疫対策費として一般会計補正予算案を提出。主なものは、市町村が失業者らを
雇って設置した消毒ポイントの委託業務費29億1千万円、殺処分した家畜の補助(評価額の5分の1)
20億5千万円など。可決されると、同会計総額は6365億2千万円になる。また、松田議員を含め
8議員が口蹄疫に限定して質問した。臨時議会は21日に委員会、22日に採決を行う。