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★福建省に旅券偽造団? 有印公文書偽造などで中国人ら逮捕 大阪府警
2010.7.21 00:13
不法残留の中国人あてに、偽造したパスポートや外国人登録証明書(外登証)が
国際郵便で中国から送り届けられる事案が相次いでいることが20日、大阪府警
国際捜査課への取材で分かった。府警は、郵送を依頼した中国人の男ら3人を
入管難民法違反(不法残留)や有印公文書偽造などの疑いで逮捕し、地検が起訴。
国際郵便はいずれも中国・福建省から送られており、府警は付近に偽造団の拠点が
あるとみて調べる。
逮捕、起訴されたのは住所不定、無職、郭立軍(44)=中国籍=、大阪府河南町、
ごみ収集作業員、王文才(38)=同=の2被告と、中国から帰化した大阪市中央区、
マッサージ店経営の女(47)。
郭被告の起訴内容は、平成19年8月から不法残留したうえ、今年4月に中国で
自分名義の外登証を偽造させたとしている。郵送された外登証は王被告が受けとった。
マッサージ店経営の女は知人の不法残留の中国人の男(26)から外登証の偽造を依頼され、
今年5月に中国にいる姉に作成を頼んだとしている。
府警によると、郭被告は「日本にいる中国人ブローカーの男に3万円支払った」と認めている。
郭、王両被告は女と面識がないが、偽造外登証は福建省福清市内の近接した2つの郵便局から
発送され、偽造はかなり精巧だった。郭被告名義の偽造パスポートも押収されており、
偽造団はさまざまな文書を偽造するノウハウがあるとみられる。
捜査幹部は「こうした手口はこれまで発覚しなかっただけで、今回の摘発は氷山の一角だろう」
としている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)