【社会】 「あ、富士山きれい」→Tシャツ姿で手ぶらで登ってみる→「暗いし怖い、助けて」…遭難22歳男性に、関係者怒り★2at NEWSPLUS
【社会】 「あ、富士山きれい」→Tシャツ姿で手ぶらで登ってみる→「暗いし怖い、助けて」…遭難22歳男性に、関係者怒り★2 - 暇つぶし2ch4:☆ばぐ太☆φ ★
10/07/20 16:31:13 0
>>1のつづき)
 標高などから計算された付近の気温はわずか2度。坂井副隊長は男性に防寒ジャンパーを
 手渡しながら、「こんなに寒い中、軽い気持ちで富士山に入っちゃだめだ」としかりつけた。
 男性は疲れ切った様子でささやいた。
 「はい。すみませんでした。ごめんなさい」

 男性にけがはなく、無事に下山した。そして、富士宮署で登山の経緯を語り始めたのだが…。
 「電車の窓から見えた富士山がきれいだったから登ろうと思った」
 男性は前日から行く先を決めずに、“ぶらり旅”をしていた。熱海で1泊して東海道線で西に
 向かう途中、車窓の中でそびえ立つ立つ富士山の姿に心を打たれ、富士駅で電車を
 飛び降りたというのだ。

 タクシーで5合目の登山口まで乗り付けたとき、時刻はすでに午後5時。男性は迷わず
 入山しひたすら頂上を目指した。夏山とはいえ、8合目を超えると雪がまだ残っている。
 氷に近い状態の雪の上を歩き、バランスを崩して転ぶこともあった。それでも男性は電車の
 車窓で見た富士山の頂を思い描きながら、必死に歩を進めた。

 9合5勺(3590メートル)付近に到着したとき、異変が起きる。頭痛とめまいが襲ってきた。
 これらは高山病の典型的な症状とされており、悪化すれば脱水症状や呼吸困難を
 引き起こし、意識を失う可能性もある。寒さの厳しい富士山で意識を失った場合、
 命を落とす危険がある。
 男性はこの段階でようやく、「気力がなくなり、下山を始めた」。119番通報して救助されたが、
 富士宮署員は「助かったのは非常に運が良かっただけだ。一歩間違えれば死ぬ可能性は
 いくらでもあった」と憤る。

 「準備を重ねて相当気をつけていても時にミスは起こるもの。この男性のケースは完全に
 アウトのパターンですね」
 アルピニストの野口さんもばっさり切り捨てる。野口さんによると、足首が固定される登山靴を
 履かなければ、デコボコした登山道で捻挫して、上り下りできない状態に陥る危険性がある。
 また、「夏は麓が暑いから山の寒さが頭から抜け落ちてしまいがちだ。しかし夏山は天候が
 変わりやすく、雨に降られると急激に気温が下がって凍死することも珍しくない」と指摘する。
>>3-10につづく)


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