10/07/21 02:03:11 7/m6vZcl0
別に筆が万年筆になり、ボールペンになり、シャーペンになったからと言って、筆や万年筆が消滅したわけじゃない。
20年後も書籍は以前として残ってるに違いない。
けど、それと電子書籍が広まらないのとはほとんど無関係だわな。
なぜなら、本を読む目的はコンテンツにあるのであって、媒体にあるのではない。
であれば、安く、速く、柔軟で、多様なサービスが供給されさえすれば、媒体が本から電子に取って変わって悪いはずがないではないか。
あとは、そういったサービスが提供されるかだ。
米では早晩それが提供され始めるのだろう。
日本ではまずされない。
日販とトーハンがあらゆる書籍流通を押さえてるからだ。
書籍の本格的な電子化は、すなわち日販とトーハンが地上からなくなることを意味する。
そんなことをみすみす許すはずもなく、あらゆる圧力をかけるに決まってる。
その結果、日本の書籍電子化は、「ご祝儀」程度で留まり、気がついたらあらゆる書籍革命のスキームは米に押さえられるわけだ。
哀しいかなほとんど運命とも言える将来だと思う。