10/07/20 03:01:56 hpoXEMnC0
ダガーナイフよりも、エアガンよりも、こんにゃくゼリーよりも、簡易ライターよりも
ずっとずっとずっと、殺傷力が高く取り扱いも難しい着火剤
一日も早く規制をしないと、毎日のように犠牲者が出続けているぞ!
ちょっと検索しただけで同様の事故がどんどん出てくる。
危害情報システムに寄せられた着火剤の事故情報は50件。このうち、25件(50%)は、重症事故(治療3週間以上または入院を要した事故)です。
50件のうち、49件はやけどの事故で、やけどをしている部位は、顔が23件で最も多く、次いで手や足が19件、胸・腹などが4件、全身のやけども3件あります。
事故は、主にメチルアルコールを主成分としたゼリー状の着火剤(以下、着火剤)で起きています。
事故の発生月は、キャンプ、バーベキューなどアウトドアでの活動が多くなる8月が最も多く13件で26%、次いで5月が11件(22%)です。
着衣着火事故
CASE1 (40歳代男性)
友達と観光スポットの広場でバーベキューを始めた。炭の上に着火剤をつけて点火した。炎が消えかけたので、再び着火剤を炭の上につぎたしたところ、
1~2分後炎が上部に噴き上り、顔、腕に2度のやけどを負い、 3週間入院することになった。
CASE2 (3歳女児)
近くの公園でバーベキューコンロの中の木炭に着火剤を塗り、それを交互に重ね点火したら爆発し、
着火剤が飛び散り近くにいた幼児3人がやけどを負いそのうち1人は重症を負った。事故後やけどの箇所はケロイド状になり、今でも皮膚がひきつった状態である。
CASE3 (5歳女児)
河原でバーベキューをしようとしていた。着火剤を使って火をつけようとしたところ、その着火剤が子どもの服につき燃え広がった。
父親が子どもを抱いて川に飛び込んで消した。
CASE4(40歳代男性)
庭でバーベキューをしたとき、紙に火をつけて炭に火を起こそうとしたが着火しないために、
前の年に購入して半分残っていた着火剤を炭に向けて容器からつぎたしたところ、火のついた着火剤が膝に飛び散り、
手で払ったが手の甲と足首方向へ、重度のやけどを負い、 家の網戸にもこげ穴ができた。
CASE5 (30歳代女性)
バーベキューのため炭に火を起こそうとして着火剤を使用。ライター状の物で火をつけたら着火剤が飛び散り全身に20%の大やけどをした。