10/07/18 09:08:58 0 BE:1646021568-PLT(12556)
参院選で議席獲得に失敗した国民新党が、与党内で何とか存在感を発揮しようと、
手探りを続けている。
「おれは千手観音になる。民主党には仕掛けができない」
亀井代表は最近、周囲にこう語り、参院での過半数を失った与党と、野党との「パイプ役」に
意欲を示した。亀井氏が連携相手に見込む一番手は、連立を離脱した社民党だ。
法案採決で社民党の協力が得られれば、参院で否決された法案を再可決するのに
必要な衆院の「3分の2」の議席を確保できるからだ。
国民新党はまず、衆参両院での統一会派を社民党に打診したが、衆院では拒否された。
参院では協議を継続するが、社民党内に異論があるうえ、国民新党でも森田高、
亀井亜紀子両参院議員が「支持者の理解を得られない」と否定的な見解を示しており、
先行きは明るくない。
新党改革、たちあがれ日本など「第3極」政党との連携はさらに厳しい。
亀井氏は参院選の期間中に、新党改革の舛添代表に「選挙後の連携」を呼びかけたが、
新党改革は選挙後、たちあがれ日本と参院で統一会派を組むと発表した。こうした政党からは、
「国民新党との連携は、連立離脱が前提だ」とけん制する声も漏れる。
民主党からも「参院選敗北で焦っているのかもしれないが、あまりかき乱されると
かえって迷惑だ」という声が出ている。国民新党の苦悩は続きそうだ。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/07/18[09:08:58] +*+*
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