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「中国マネー」が、日本の不動産市場に流れ始めた。とりわけ人気が高いのが、北海道である。
「説明会で完売です」―。今夏、北海道千歳市内に中国人富裕層向けの別荘地を整備し、
1戸1700万〜3500万円の戸建て17棟を“即売”した「ニトリパブリック」(札幌市)の担当者はこう胸を張る。
中国人の富裕層グループが不動産を買いたがっている―。そんな話を聞いたのは約1年前。
希望条件は「空港に近いこと」だった。「購入したのは北京、上海、香港に拠点を持つ実業家。
北海道を何度も観光で訪れていて、冷涼な気候で過ごしやすい土地柄が気に入ったようです。
今回は第1期ということで、今後は第2期、第3期の販売も考えています」(ニトリパブリック)
中国映画のロケ地になった北海道は近年、人気が急上昇。日本でいえば“ヨン様ブーム”と同じで、
北海道の今年1〜3月の中国人観光客は前年と比べて2倍以上の10万人にハネ上がった。
「中国では政府の不動産投資抑制策で約10兆円の資金がダブついた。中国の対外投資先はこれまで、
欧米が主流でしたが、7月から観光ビザ発給要件が緩和された日本は今後、重要になる。
東京など大都市圏の物件も候補ですが、富裕層の居住物件としては狭すぎるのです。
しかし、自然豊かな北海道なら、別荘で使えるし、中国との定期便も飛んでいるから利便性が高い」(経済ジャーナリスト)
北海道が「チャイナタウン化」しそうな感じもするが、コトはそう簡単じゃないらしい。
「商売上手の中国人相手だから、事前の説明、契約内容など、すべてに神経を使う。
少しでも間違えたらカネは入らず、契約はパー。ヘタをすれば訴訟沙汰になりかねない。
購入者の素性を調べるのも一苦労。気軽に参入できる市場ではありません」(北海道内の不動産関係者)
ススキノの繁華街に中国人富裕層があふれる日は近い!?……。
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