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宮崎県の口蹄疫問題で、殺処分を求められた民間種牛6頭を
所有する高鍋町の農場経営薦田長久さん(72)が16日、
県庁で東国原英夫知事と面談し、殺処分要請を受け入れると回答した。
県は種牛6頭を17日に殺処分する方針。国と県が対立、調整が
難航していた種牛問題は決着し、県全域での終息に向けた動きが加速しそうだ。
記者会見した薦田さんは「県民のために使ってほしいと思っていた種牛が、
逆に県民のためにならないということになり決断した。
知事は一生懸命残そうとしてくれて感謝している」と語った。
東国原知事が国に要望した民間種牛の特例救済を、一貫して認めなかった
山田正彦農相に対しては「殺処分をごり押し的に県に強要したやり方は許されない」
とする抗議文や質問状を公表。その中で「私の抵抗のために復興の遅れを招き、
県民に迷惑を掛けるわけにはいかないと断腸の思い」と心情を吐露した。
山田農相は16日、日程の調整がつき次第、宮崎県を訪れ、薦田さんに謝意を伝えたい意向を明らかにした。
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