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(>>1のつづき)
「金額に幅を持たせた目安を示したほうがありがたい」(女性=同様4件)といった意見も寄せられた。
「布施を出すことは宗教行為である」との立場から、反対する意見も多くあった。価格目安の提示に
戸惑う全日本仏教会と同様の意見だ。
具体的には「人の心に対する値段を明瞭(めいりよう)化する必要があるのか」(男性=同様4件)
▽「寺に出入りするのは消費者ではなくて信者、信徒。そこに定価はない」(女性)▽「先祖供養を
きっちりとしていれば、おのずと布施の金額は分かるはず」(男性=同様2件)といった意見もあった。
■僧侶に厳しい目
双方の意見に共通して、僧侶の世俗化を嘆く意見は多く見られた。
「高級外車を乗り回すなど出家者とはいえないような僧侶に、偉そうなことが言えるのか」
(匿名=同様3件)▽「税制で優遇されているのに、高い布施を取るのはおかしい」(会社員女性
=同様5件)▽「なぜ戒名にランクがあり、値段が変わってくるのか」(会社員男性=同様3件)
▽「『気持ち』というなら1千円、1万円でもいいのか」(会社員男性=同様12件)-などの意見があった。
僧侶、住職からも20件近い意見が寄せられた。「営利企業が、公益法人を利用して商業活動を
行うのは大問題だ」(副住職男性)といった意見がある一方で、「目安はあってもいい。自分は寺の
側から『××円以下にしてください』と伝えている」(浄土宗住職)といった声もあった。
全体に共通して「日常的に檀家との付き合いが足りないから、このような問題が起きる。
寺院は反省すべきだ」といった声は、僧侶だけでなく、檀家の側からも多く寄せられた。(以上、一部略)