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・Appleが意外にも、iPhone 4についての記者会見を7月16日（米国時間）に開く。同社は
iPhone 4のアンテナ問題の余波に対処しているところだ。
同社の広報担当スティーブ・ダウリング氏は14日遅く、16日午前10時にカリフォルニア州
クパティーノ本社で会見を開くと伝えた。
同氏は詳細を明らかにせず、この会見がアンテナ感度低下の問題についてのものなのか
どうかも明言しなかった。この問題は、iPhone 4を特定の方法で持ったときに発生すると
一部のユーザーが報告している。
この問題をめぐるAppleの苦情への対処について、アナリストや消費者からの批判は
高まっている。アナリストは、Appleはこの問題を軽視あるいは無視しているように見える
態度を取ることで、小さな問題をニュースにしてしまい、自ら広報上の問題を
作り出していると指摘している。
ほとんどのアナリストは、iPhone 4がリコールされる可能性は低いと考えているが、
Appleにケースの無償配布などで問題を解決するよう促す声は高まっている。
iPhone 4は消費者の間で大ヒットしており、今のところこの問題は売り上げに影響していない
ようだとアナリストは言う。同製品は発売から3日間で 170万台売れ、同社の歴史上最も
急ペースで売れたデバイスとなった。
だが発売後早々、ユーザーからは、本体の特定の部分に触れると電波感度が弱くなるという
苦情が寄せられていた。
Appleはこの問題で数人の消費者から訴訟を起こされている。とはいえ、この問題は広範に
起きているようには見えない。
Appleは先日、この問題は、信号強度を実際よりも強く表示してしまうソフトの不具合が原因だと
説明する声明を出した。だが、一部にはその説明では足りないとの声もある。
Appleの動向を追う多くの人は、これはハードの問題だと考えている。iPhone 4は本体側面を
金属バンドが取り巻いており、このバンドがアンテナとして機能する。
強い影響力を持つ消費者情報誌Consumer Reportsは、アンテナ感度の問題があるため、
iPhone 4を推奨できないと発表。iPhone 4購入者に無料の解決策を提供するよう求めている。（抜粋）
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