10/07/15 11:54:42 0
>>1の続き
いずれにしても、流れは政界再編である。そのキーパーソンは、まず小沢一郎氏。
そして国民新党の亀井静香氏、みんなの党の渡辺喜美氏、自民党の菅義偉氏や安倍晋三氏で、
こうした面々が政界再編に何らかの役割を担うであろう。(中略)
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●政界がバラバラの日本が直面するシリアルな円高問題
民主党と自民党の連立も可能性がある。それを仕掛けるのは小沢さんか、あるいは菅さんか。
つまり、「小沢」か「反小沢」かが今後の大きな関心事である。自民党はどちらなら受けるのか。
菅さんが仕掛けるとすれば相手は総裁の谷垣禎一氏であり、小沢さんなら谷垣さん以外の誰か、
例えば加藤紘一氏、菅義偉氏あたりではないか。
だがその前に、もっと大きな問題がある。円高の問題だ。現在、1ドル88円台で推移し、非常に円が強い。
本来なら日本経済が好調なときに円高になるのだが、今はそうではない。
リーマンショック後に円高ドル安、ギリシャ危機に端を発した欧州不安で円高ユーロ安となり、
世界のマネーが日本に一時的に逃避している状態だ。
ユーロ安、ドル安が続けば欧州連合(EU)と米国の輸出が拡大し、それぞれの景気が次第に回復していく。
だからEUと米国は戦略的にユーロ安、ドル安を容認している。そんな見方もある。
政界がバラバラの日本の経済は海外から標的にされる。
円高がさらに続けば、日本の景気はどんどん悪化していく。これにどう対処するか。非常にシリアスな問題である。
この経済問題に対応するために、政界再編の機運はいっそう高まるのではないか。この国をまとめるために。
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