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★卒業資格認めるが…宝塚音楽学校と元生徒の調停
・兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校から万引きなどを理由に退学処分を受けた盛岡市の元生徒
(19)が、「万引きはしておらず事実誤認」として、同校を相手取り、生徒としての地位確認と
1000万円の損害賠償を求めた訴訟は14日、神戸地裁で調停が成立した。
同校が退学処分を撤回して卒業資格の取得を認める一方、元生徒が宝塚歌劇団への
入団を求めないことなどが条件。同校による謝罪や慰謝料の有無については公表しない
約束になっているという。
訴状によると、元生徒は2008年4月に入学後、同期生らからいじめを受け、「万引きしていた」と
学校側に報告されるなどし、同年11月、退学になった。
地裁は昨年1月に2度、「万引きを裏付ける事実はない」とし、仮処分を申し立てた元生徒の
主張を認めて退学を無効と判断。しかし、同校が復学を認めなかったため、元生徒が同11月に
提訴した。今月6日から調停に向けた話し合いが進められていた。
調停成立後、元生徒は「(退学処分が取り消され)うれしく思うが、宝塚の舞台に立てず残念。
気持ちを切り替えて新たな夢を探したい」とするコメントを発表。神戸市内で記者会見した
元生徒の母親は、「娘の名誉は完全に回復されたが、十代の長い時間を無駄にし、
つらい」と話した。
宝塚音楽学校の樫原幸英・事務長は「訴訟が長期化すると、元生徒らの将来にとって
好ましくなく、調停に応じた」と話した。
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