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宮崎県の畜産農家が種牛の殺処分を拒否している問題で、特例を認めて種牛を救済する方針の
東国原知事と、特例を認めないとする山田農林水産大臣が激しく対立しています。
「種雄牛を守っていただきたいという嘆願書です」(宮崎県・東国原英夫知事)
「そこに置いておいて」(山田正彦農水相)
13日午後、急遽上京した東国原知事は、殺処分を拒否している畜産農家の種牛について
「貴重な資源だ」と述べ、特例として救済するよう山田農水大臣に直接要請しました。
しかし、山田大臣は「例外は、まかり通らない」と知事の要請を突っぱね、両者の主張は
平行線を辿りました。
「国の頭がかたい。機動性、柔軟性、臨機応変に考えなければいけない」
(宮崎県・東国原英夫知事)
東国原知事は大臣の対応を強く批判しましたが、山田大臣は、殺処分するよう知事に改めて指示し、
従わない場合は地方自治法に基づいて県に代わって国が処分することも検討するとしています。
▽TBS News i
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