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「餃子の王将」を運営する王将フードサービスは１２日、６月の既存店売上高が前年同月比４．１％減となり、０７年８月以来、
３５カ月ぶりにマイナスに転じたと発表した。来客数も４．２％減と、２年ぶりに減った。昨年６月はテレビ番組などに取り上げられた影響で、
過去最高の伸び率（２５．９％増）を記録しており、「今年は反動が出た」という。
同社は１０年３月期連結決算で売上高が７年連続の増収、経常利益が９年連続の増益で、いずれも過去最高を更新。
「デフレ下の勝ち組企業」とされ、１１年３月期も売上高が前期比６．４％増の７１５億円、
経常利益は２．６％増の１１２億円と増収増益を見込む。６月の売上高は新規出店を加えた全店ベースでは１．５％増加しており、
同社は「値ごろ感のある価格設定で今後も勝負する」と、強気の姿勢を崩していない。【植田憲尚】
7月12日20時50分配信 毎日新聞
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