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(>>1のつづき)
しかし、参院84議席を持つ自民党の谷垣氏は「(大連立の可能性は)ゼロだ。早く衆院を
解散して、きちっと国民の信を問うのが当然だ」と否定。参院19議席の公明党も山口那津男
代表(57)が「われわれはレッドカードを突き付けた立場。絶対にない」と突き放した。
参院1議席から11議席まで躍進した「みんなの党」の渡辺喜美代表(58)は「菅首相は口先
だけでフラフラしている。わが党はアジェンダ(=政策課題)の政党。覚悟のない政党とは組めない。
口先だけの人とは結婚できない。連立はノーだ」と断言した。
自民党中堅は「与党が参院少数となっただけに、衆院優越となる予算や条約承認、首相指名と
いった法案以外は1本も通さないことだってできる。衆院解散は早まりそう。来年春にも、
予算通過を条件に『話し合い解散』となるのでは。それだけに、野党各党ともに次期衆院選で
戦う民主党と連立するのは極めて厳しい」と語る。
冒頭の記者会見で、菅首相は個別の政策ごとに野党側の協力を得る「パーシャル連合」を
模索することを表明したが、永田町では「某マスコミ首脳が、菅首相周辺の意を受け、
民主党と自民党の大連立に向けて動いている」(事情通)という情報も流れている。
ウルトラCがあるのか?
一方、民主党内最大勢力を誇る小沢グループからの突き上げも必至だ。
石井一副代表(75)は11日夜、「(菅首相の)責任論を展開するとか、党内抗争を始めることは
慎み、一致結束して難局に当たらざるを得ない」と語った。しかし、小沢氏側近議員は「昨年夏の
衆院選マニフェストに反する消費税増税を持ち出して、勝手に自爆した。菅執行部の読みが
甘過ぎた。お子様政治だ。執行部の誰も責任を取らないことがあり得るのか」と、枝野幸男幹事長
(46)や安住淳選対委員長(48)らの更迭をうながした。(>>3-10につづく)