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07年参院選と昨年の衆院選で惨敗し、「今回負けたら党がなくなる」(幹部)と危機感を抱いて臨んだ自民党は改選38議席を上回り、
土俵際で踏みとどまった格好だ。与党過半数割れを目標に掲げた谷垣禎一総裁は11日夜、選挙後も引き続き党運営の指揮を
とる考えを表明した。ただ、今回は菅直人首相の消費税を巡る姿勢のぶれという「敵失」に助けられた面は否めず、来年の
統一地方選や次期衆院選に向けて党勢回復の展望が開けなければ、執行部刷新論が再燃するのは必至だ。
大島理森幹事長は11日夜、党本部内の開票センターで開票状況を見守りながら、「選挙区で非常に善戦している感触がある。
(与党過半数割れの)目標に達すると思っている」と手ごたえを語った。
首相交代で民主党の支持率がV字回復して以降、自民党の中堅・若手議員は選挙後の「谷垣降ろし」も視野に意見交換を重ねてきた。
今月6日には西村康稔政調副会長ら無派閥議員が党本部の一室に集まり情勢分析。平井卓也元副国土交通相は
「(改選)第1党になるかどうかだ」と勝敗ラインを上げ、執行部をけん制した。
「谷垣総裁-大島幹事長では統一選を勝つ戦略を描くのは難しい」との意見も出た。
だが、今やこうした世代交代論は収束しつつある。安倍晋三元首相以降、1年ごとに総裁が交代し、結果的に党勢が衰えたことへの懸念は根強く、
谷垣氏にとっては任期の12年9月まで続投する見通しが開けたといえる。
7月11日23時44分配信 毎日新聞
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