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★「逆転現象」、12都道府県に拡大=生活保護費の水準下回る-最低賃金
最低賃金で働くより生活保護を受ける方が収入が多い「逆転現象」が千葉、秋田両県
で再発し、2010年度以降に解消を迫られる都道府県が再び12に増えたことが9
日、厚生労働省の調べで分かった。千葉、秋田以外の10都道府県でも生活保護費との
開きが拡大しているところがあり、今後の中央最低賃金審議会の論議では逆転現象の早
期解消も課題になる。
08年7月施行の改正最低賃金法は、生活保護費を上回る水準への引き上げを規定し
ている。賃金が生活保護費を下回る期間が長引けば、勤労意欲を阻害しかねないためだ。
千葉、秋田両県では、生活保護費の上昇で08、09年度にも逆転現象が生じたが、
その都度、最低賃金の引き上げで解消。逆転現象が残るのは10都道府県となっていた。
■ソース(時事通信)(2010/07/09-21:42)
URLリンク(www.jiji.com)
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