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★【現場発 ニュースを見に行く】不況で冷え込む命名権 自治体もあの手この手で…
自治体が企業などに 公共施設の名称を販売する「命名権」事業が冷え込んでいる。
宣伝効果が期待されるが、応募がゼロのケースも珍しくなく、Jリーグの試合が行われ
る有名スタジアムでも契約更新時に契約額が半額以下に値下げされた。東京・渋谷の公
園では改修を条件に命名権が販売されたが、反対派が居座って改修の見通しがたたない
という事態も。苦戦が続く命名権の現場をのぞいてみた。
テント、手製の郵便受けで徹底抗戦
公園内に設営された複数のテント、持ち込まれたイスの数々…。
渋谷駅から歩いて約5分のところにある渋谷区立宮下公園。公園内には手製の赤い郵
便受けが設置され、郵便受けには「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」とい
う白い文字が躍る。
宮下公園が命名権をめぐり揺れている。渋谷区は昨年8月、宮下公園の命名権をスポ
ーツ用品メーカーの「ナイキジャパン」に売却する契約を結んだ。区によると、新名称
は「宮下NIKE(ナイキ)パーク」。契約額は年間約1700万円で10年契約とな
った。また契約ではスケートボード場とロッククライミング施設の新設や、バリアフリ
ー化など公園をリニューアルすることが含まれており、約4億円の費用はナイキ側が負
担する。
昭和28年に開園した宮下公園では施設の老朽化が進んでいた。渋谷区公園課の担当
者は「改修について検討する中でナイキなど複数社から命名権の提案があり、ナイキの
購入条件が良かった」と説明する。
(続く)
■ソース(産経新聞)(高久清史)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
※写真 東京・渋谷の宮下公園では命名権販売をめぐり、反対派がテントを設営するなどして
抗議活動を行っている=5日午後(高久清史撮影)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)