10/07/10 22:08:45 0
絶望的な予想が並んだ。9日の朝刊各紙が伝えた参院選の終盤情勢調査。
読売や日経の調査で、民主は獲得議席50前後で敗北予想。
朝日は「民主党は40議席台にとどまる可能性がある」と報じた。
いずれの調査でも、単独過半数の60議席には遠く及ばず、国民新党と合わせた与党過半数すら
厳しい状況である。これが本当なら、民主敗北で選挙の翌日から政界の大混乱が始まる。
与党過半数割れとなれば、政権安定のため、新たな連立協議が不可欠だ。
しかし、連立交渉は間違いなく難航する。
みんなの党と手を組もうとすれば、郵政見直しで国民新党とぶつかる。
みんなの党は消費税増税にも猛反対だ。公明党も、選挙中は連立も閣外協力も否定している。
「これらの発言は、連立協議で自分たちを高く売るためのポーズに過ぎませんが、
政党間協議を仕切る民主党の枝野幹事長では、明らかに力量不足。
選挙中も同僚議員が戦っている中、みんなの党に連立の秋波を送るなど、
政治シロウトぶりを露呈した。参院選敗北で詰め腹を切らされる恐れもあり、
わが身かわいさで、連立交渉どころではなくなるかもしれません。
そうなれば野党は完全に様子見ムード。連立交渉は暗礁に乗り上げます」(政治評論家・本澤二郎氏)
政権安定の見通しが立たなければ、本格的な臨時国会も開けない。
参院選後は延々と政治空白が続きかねないのだ。(以下略)
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日刊ゲンダイ 2010/07/10