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★「はやぶさ」止まらぬ人気、「故郷」ツアー大盛況
小惑星探査機「はやぶさ」が60億キロ・メートルの旅を終えて帰還してから、もう
すぐ1か月。
人気は根強く、はやぶさを造った宇宙航空研究開発機構相模原キャンパス(神奈川県
相模原市)には、研究施設としては異例のバスツアーが県外からも訪れるなど、ファン
の見学が引きも切らない。
見学客は、昨年6月は1134人だったが、先月は7894人に跳ね上がった。特に
日曜日は、1000人近くが殺到。大阪や長野など遠方からもファンが訪れ、はやぶさ
の実物大模型と記念撮影したり、オーストラリアに落下した時の映像や小惑星イトカワ
の模型に見入ったりしている。平日も、旅行会社のバスツアーが訪れる盛況ぶり。夏休
み中はすでにほぼ毎日、団体客の予約が入っている。
神奈川県座間市の西森美海さん(10)は「人間ができないことに成功した、すごい
探査機。イトカワの石を見てみたい」と話していた。
隣接する相模原市立博物館で上映中のプラネタリウム用映画「ハヤブサ・バック・ト
ゥ・ジ・アース」も、大盛況。
60億キロ・メートルの旅路をコンピューターグラフィックス(CG)で描いた作品
で、休日は開演の1時間以上も前に全210席が満席になる。家族連れから高齢者まで
客層は幅広く、はやぶさが満身創痍(そうい)で地球を目指す姿に涙ぐむ人も多い。「天
文に興味がなかった人や、リピーターも多い」(同館の上原徹也指導主事)という。
この映画は、北海道や大阪など14か所で上映中。各地で再上映や上映延長が重ねら
れ、配給元のリブラ社には海外からも上映希望が数件舞い込んでいる。同社の田部一志
代表取締役は「プラネタリウム番組としては異例の人気」と驚く。
■ソース(読売新聞)(2010年7月10日14時11分
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)