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民主党政権の中間評価となる第22回参議院選挙は11日に投票、即日開票される。
民主党は菅直人首相(党代表)が改選議席以上の「54プラスアルファ」を目標に掲げるが、
終盤で苦戦。対する自民党など野党は「与党の過半数割れ」を目指し、衆参各院で多数を
取る勢力が異なる「ねじれ国会」の再現に向けて攻勢をかける。公示直前の菅首相の
「消費税10%」発言で始まった与野党攻防は、それぞれの勝敗ラインを懸けて、最終日を迎える。
「私が消費税のことに触れたことが、何かすぐにでも消費税を引き上げるんでは
ないかという心配につながったのかな、と」
首相は9日、遊説先の山形県天童市で民主党の終盤情勢が芳しくない理由について、
こう語り、自らの消費税発言の影響を認めた。
党内では、首相発言が党勢の失速を招いたとの共通認識が広がる。高嶋良充参院幹事長は
8日の講演で「消費税は低所得者に重い負担を強いる厳しい税だ。『国民の生活が第一』を
掲げる民主党がなぜ率先して行うのか」と語った。党内論議の積み重ねが不十分なまま、
消費税問題に踏み込んだ首相への不満だ。
閣僚経験者は「党内には怒りのマグマがたまりつつある。いつ爆発するかわからない」と語る。
首相周辺からは消費増税に慎重だった小沢一郎前幹事長について「与党が過半数を割れば、
小沢氏が反執行部を掲げて動き始める」との見方も絶えない。
*+*+ asahi.com 2010/07/09[23:29:58] +*+*
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