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7月8日20時46分配信 毎日新聞
宅配便「ゆうパック」の遅配問題で、日本郵政グループの郵便事業会社
(日本郵便)は8日、新たな遅延は発生していないと発表した。だが、安
定的な業務運行が継続できるか確認するため、「正常化宣言」は週明け以
降に見送る方針を明らかにした。
同社によると、7日までの7日間に行方不明になった荷物は74件に上り、
昨年の同時期の約2倍に達した。担当者は「荷物捜しに追われ、事故記録に
入力していないケースもあると推測される」と言い、今後増える可能性を示
唆した。
また7日の苦情は1063件で、4割が荷物の汚損や毀損(きそん)を訴
える内容。7日間の苦情の累計は7633件に達した。生鮮食品が腐るなど
荷物に損害が及んだ場合、従来通り30万円を上限に賠償するほか、指定し
た配達日より2日以上遅れた荷物の運賃は返還する。
同社によると、08年度に汚損や毀損した荷物は約4万個で総額4億円を
賠償した。今回の荷物の遅延は34万4000個で賠償額が08年度実績か
ら大幅拡大することは避けられない情勢だ。【望月麻紀】
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