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★無党派狙い舌戦激化 民主・自民の“大物”来熊
１１日投票の参院選も最終盤に入った。民主、自民の二大政党が横一線で激しく
競り合う熊本選挙区は７日も、当落の鍵を握るとみられる無党派層の取り込みを狙い、
両党が大物議員や著名人を投入。舌戦はさらに激化。
ネガティブキャンペーンの様相を呈し始めた。
「事業仕分けで独立行政法人への官僚天下りを明らかにしたが、
自民党政権はこの事実にふたをしてきた」。
７日正午過ぎ、玉名市役所前で、民主党の枝野幸男幹事長は、政権交代の実績を強調し、支持を訴えた。
原口一博総務相も、玉東町役場で街頭演説。
「年金記録が５千万件消えただけでなく、官僚が天下りする機関に運用を丸投げし、９兆６千億円もの損失を出した」と、
３年前の前回参院選で民主党大勝の要因となった年金問題を取り上げ、自民党を激しく批判した。
自民党も負けてはいない。同日、熊本市帯山の飲食店駐車場では、麻生太郎元首相が応援に駆け付け、マイクを握った。
麻生氏は「税金をばらまくのが民主党で、将来の種をまくのが自民党」と強調。
国旗国歌法案の採決時に、菅直人首相が反対票を投じたと指摘し、
「君が代を歌わないような人が、日本の総理大臣を務めていいのか」と断じた。(以下略）
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