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冷凍シジミ、解凍で届く…ゆうパック遅配
日本郵政グループの宅配便「ゆうパック」の配達に遅れがでている問題で、
鳥取、島根両県でもゆうパックを利用している業者が配送業者の変更など対応に追われている。
宍道湖産シジミなどの冷凍商品をゆうパックで配送している
鳥取県米子市内の食品通信販売会社には1日以降、
「注文した商品が届かない」「解凍状態で到着した」などのクレームが入るように。
同社は「解けてしまっては品質が保てない」として2日から100点以上の商品を回収し、別の業者を使って再送した。
松江市の一畑百貨店にも3日、「6月28日に埼玉県へ配送を依頼した中元が、まだ届いていない」
と客から連絡があった。4日以降の受注分から、生ものや期日指定の商品に限って別の業者に切り替えた。
鳥取市の鳥取大丸には苦情などは入っていないが、中元商戦のピークでの混乱を避けるため、
4日から期日指定の商品とクール便については別の業者に切り替えた。
鳥取中央郵便局からは「正常化するのは今週末」との説明があり、10日まで、この対応を続ける。
塚田直樹・業務管理部長は「中元商品として人気の岩ガキなどは鮮度が命。
(1日のペリカン便との統合は)ギフトシーズンを外すべきだったのでは」と話していた。
(2010年7月7日14時29分 読売新聞)
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