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★性犯罪に巻き込まれやすい少女は家族にまとまりがない…愛知県警の調査
・児童買春事件に巻き込まれたり、出会い系サイトを利用して性的被害を受けた経験を
持つ少女は経験のない少女に比べ、自分の家族にまとまりがなく、親から大事に
されていないと感じている傾向が強いことが愛知県警の調査で分かった。
被害経験のある少女は夜遅くまで外出、喫煙や飲酒の比率も高く、援助交際を
容認する割合も高かった。県警は「家に居場所がないと感じている子ほど規範意識が
低い傾向にあり、性犯罪に巻き込まれやすいのではないか」と分析している。
県警は昨年6月、県内で摘発した児童買春や青少年保護育成条例違反容疑の事件で
被害を受けた100人と、イベント会場で無作為に選んだ被害経験のない一般の100人に
家庭環境や援助交際の是非などを聞いた。
結果によると、一般では90人が「私の家族はまとまっている」と答えたが、被害経験の
ある少女は55人。悩みを相談するのは一般は64人が両親としたが、経験のある
少女は15人だった。
外出する時間では、一般は77人が午後9時までだったが、経験のある少女は11時
までと、11時以降が合わせて62人。喫煙は一般が1人、経験のある少女が41人で、
飲酒は一般がゼロ、経験のある少女は40人だった。
援助交際について、一般の25人が「個人の自由」としたのに対し、経験のある少女は
38人。出会い系サイト利用でも、一般は「問題ない」が18人だったが、経験のある
少女は47人だった。
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