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地域政党・大阪維新の会(代表=橋下徹・大阪府知事)と既存政党との第2ラウンドとなる
大阪市議生野区補選(欠員1)が2日、幕を開けた。
最大の争点は橋下知事が掲げる「大阪都構想」の是非。都構想を巡って橋下知事と対立する
平松邦夫市長が民主党候補の支援に回り、大阪の両トップの「代理戦争」の様相となったが、
出陣式で拳を上げる橋下知事に対し、平松市長は市役所にこもったままで、対照的なスタート
となった。
「府と市の財布を一つにして、新しい役所を作るしか大阪の再生はない。役所天国の大阪市に
ノーを突きつけましょう」
雨空の下、維新の会候補の出陣式でマイクを握った橋下知事は、持論の都構想を前面に出し、
「皆さんで市役所をぶっつぶそう」と呼びかけた。
出陣式には、維新の会候補が圧勝した5月の福島区補選後に自民党を離脱し、維新の会に
合流した市議らも姿を見せ、「改革の覚悟がないのは大阪市役所の職員と大阪市議だ」と叫ぶ
橋下知事に拍手を送った。
橋下知事は選挙期間中、公務を絞って連日、生野区入りし、維新の会候補を全面支援するという。
一方の平松市長は、民主党候補の出陣式には参加せず、午前11時過ぎ、市役所に登庁。
待ち受けた報道陣に対し、「知事が何を目指しているのかわからない。知事はアジテーション
(扇動)が得意。有権者は冷静に判断してほしい」と対決姿勢をにじませた。
(>>2-に続く)
▽読売新聞
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