10/07/03 22:15:05 0
派遣労働者の不安定な状況が続く。2008年秋のリーマン・ショック以降に相次いだ「派遣切り」を受け、
製造業派遣の原則禁止などを盛り込んだ労働者派遣法改正案は、先の国会で成立に至らず継続審議に。
規制緩和から強化に転じる改正の議論は先送りされ、労働者の思いは置き去りにされている。 (福沢英里、竹上順子)
「派遣で働いた五年七カ月は時間の無駄でした」。昨年三月まで、派遣社員として
大手電気機器メーカーに勤めていた三重県四日市市の男性(29)は、悔しさをぶつける。
飲食店の雇われ店長などを経て二〇〇三年八月、メーカーの工場で働き始めた。
高温のプレス機を使い、部品を成形する仕事。作業は多岐にわたり、必死で技術を覚えた。
仕事を任され、やりがいを感じるように。事務職で派遣から正社員になった人がいると聞き「頑張れば自分も」と張り切った。
だが昨年二月「派遣先の業績が悪化した」と解雇を言い渡された。男性は制限期間を超える派遣などの違反があったとして
直接雇用を求め提訴。昼間は職業訓練、夜は居酒屋でアルバイトの生活を送る。
岐阜県の工作機械工場で働いていた男性(40)が派遣切りされたのも昨年三月。派遣会社に「機械加工の技術が身に付く」と誘われ四年前、
地元の九州を出た。だが作業は雑用ばかり。工場で中途採用の正社員のさまつな指導係も担わされ、機械加工の実務は全く学べなかった。
「派遣された自分と正社員とでは、扱われ方が違う」と現実を思い知った。「派遣は使い捨て。派遣会社と派遣先がもうけるだけ」と言い切る。
中日新聞 【暮らし】『派遣』続く生活不安 直接雇用後『雇い止め』も
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
★1の時刻 2010/07/02(金) 13:45:50
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>>2以降に続く