【岡山】 浸水被害防止の「分水ゲート」で増水…水門の鍵は10キロ先 操作遅れ冠水拡大 住民ら「人災」指摘at NEWSPLUS
【岡山】 浸水被害防止の「分水ゲート」で増水…水門の鍵は10キロ先 操作遅れ冠水拡大 住民ら「人災」指摘 - 暇つぶし2ch1:かしわ餅ρ ★
10/07/03 12:23:00 0
■操作遅れ冠水拡大/住民ら「人災」指摘

 真庭市久世で6月26日夜、後川(うしろ・がわ)があふれて民家1戸が床下浸水し、田畑約1・8ヘクタールが
冠水する被害があった。市によると、川の水位を調節する分水ゲートの鍵が地元の市久世支所になく、
約10キロ離れた市第2庁舎へ取りに行っていて被害を大きくしたという。地元住民らは「人災だ」と反発。
市は施設の構造に問題がなかったか検証を始めるとともに久世支所にも鍵を置くよう改めた。(中村二郎)

 後川(幅約3メートル)はたびたび下流域ではんらんしたことから、市は今春までの4年間に
総工費約10億7700万円をかけて浸水被害防止策を講じたばかりだった。水位が上がった際に旭川へ
放流するための「中島北雨水ポンプ場」を建設。後川には分水ゲートを設置して水位が上がるとゲートが
自動的に下りて水をせき止め、すぐ近くの取水口から導水路(総延長240メートル)とポンプ場を経由して
旭川に放流する仕組みだ。

 26日は激しい雨で、午後8時過ぎに水位が基準の70センチを超えたためゲートが自動的に下りた。
同時にシステムが作動して担当の市下水道課職員らの携帯電話に連絡が入った。ところが水は導水路へ
十分に流れず、水位は急上昇。護岸の深さが1・3メートルある後川から周辺にあふれたという。
ゲートが下りたのは4月の稼働開始以来、初めてだった。

 下水道課職員が現場にかけつけ、ゲートを手動で上げたのは連絡から約50分後だった。ゲートの鍵は
同市勝山の第2庁舎にある下水道課で保管しており、職員が久世から鍵を取りに同課まで往復するのに
時間がかかったという。

 山本正美・上下水道部長は「ゲート操作は誰でもできるわけではないため、鍵を下水道課に置いていた。
結果としてゲート操作が遅れ、被害を広げたのは申し訳ない。近くに置くべきだった」と話す。
また、導水路へ水が十分に流れなかったことについて、「構造に問題がなかったか検証を始めた。
早急に対応するべく作業を急ぎたい」としている。当面の対策としてゲートを川底まで下ろさず、水の一部が下
流に流れるよう設定を改めた。

asahi.com:真庭-マイタウン岡山
URLリンク(mytown.asahi.com)


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