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★「疑われ不本意」 生活保護受給開始の中国人が証言
親族の高齢女性の介護を名目に入国した直後の中国人46人が大阪市に生活保護を申請した問題で、
既に保護費の受給が始まっている3人が1日夜、朝日新聞記者の取材に応じた。3人は来日後に
生活保護の制度を知ったといい、保護申請の手続きについて、市内在住の30代の中国人男性が
世話をしてくれたと説明。「仕事があれば保護は必要ない。こんな状況なのに、うそだとか
疑われるのは不本意だ」と訴えた。入国審査の際の身元引受人については「知らない」と答えた。
3人は、同市西区のマンションに住む男性(28)と妻、別の場所に住む親族の別の男性。
中国語通訳を介して取材に答えた。3人によると、市内在住の高齢女性は妻の祖母で、中国残留孤児。
1~2年ほど前に妻らに日本に来るように言ったという。市によると、女性は中国籍を持っていたが、
現在は日本国籍を取得している。男性によると、女性は寝たきりではないがよく病院に行くという。
男性は「自分たちは日本人の子孫だし、帰国するのは当然だ」と述べた。渡航費用などで約1万元
(約13万円)かかり、一部は借金したという。入国審査の際の身元引受人については
「(妻の)おばあちゃんが(手続きを)してくれているので、知らない」と答えた。
生活保護制度について「日本に来てから周りの人に聞いて知った。こういう制度があるので使うのは当たり前だ」
と述べた。46人の生活保護問題が表面化したことについては「なぜ自分たちだけこんな目に遭うのか。
八十数人が一気に日本に呼び寄せられた例もあるのに」と漏らした。
保護申請から受給までの手続きは、30代の中国人男性が通訳などの世話をしてくれた。
「福建省の同郷の出身。約20年前に日本に来て電話で連絡を取っていた。昔からの知り合い。
どこに住んでいるかは知らない」と説明した。
2日、30代の中国人男性の携帯電話という番号にかけて取材を申し込んだところ、
日本語で「僕は今中国にいる。知らない」とだけ答えた。
西区に住む男性と妻の保護費の受給額は2人で月約12万円。部屋はワンルームで空調はない。
玄関脇の棚に、鍋や炊飯器、食器が無造作に置かれていた。男性は「誰かにお礼とかでお金を渡したりはしていない。
(世話をしてくれた中国人男性にも)払っていない」と訴えた。
現在、男性と親族男性の2人は職を探しているという。中国語の新聞の求人欄の切り抜きを20枚近く持っていた。
2人は「働きたい。きのうも工場の仕事の面接に行ったが断られた」「言葉が通じず、どの会社も採用してくれない。
職を探すために、日本語教室で日本語の勉強もしている」と述べた。
URLリンク(www.asahi.com)