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【社会】 生活保護者の「葬祭扶助」 詐欺罪で起訴されたNPO法人に5年で1000万円…大阪市 - 暇つぶし2ch1: ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★
10/07/02 21:05:35 0

 大阪市から生活保護費をだまし取ったとして詐欺罪で起訴されたNPO法人「国民生活支援ネットワーク 
いきよう会」(解散)の元代表、由井覚(ゆい・さとる)被告(51)が実質経営する葬儀会社に、保護の
受給者の死亡時に支払われる葬祭扶助として市から過去5年間に計約1千万円振り込まれていたことが
わかった。葬祭扶助請求の大半は市の上限額だったという。大阪府警は水増し請求などがなかったか
調べている。

 法人登記簿などによると、葬儀会社は同市天王寺区にあり、1992年に設立。前社長には、由井被告と
親交の深い女性(60)=詐欺容疑で逮捕、起訴猶予=が就いていた。

 葬祭扶助は住宅、医療など8種類ある生活保護の扶助の一つで、葬儀を行った業者が請求する。市は
2008年度には全国最多の約9億3千万円(約4050件)の葬祭扶助を支給した。請求時に領収書などの
証明が必要なく、「僧侶を呼んでいないのに読経料が払われている」といった疑念を招くなど不透明だとして、
葬儀業界が大阪市に改善を求めていた。支給上限は約20万円で、05~09年度、54件の葬祭扶助が
由井被告の実質経営する葬儀会社側に振り込まれていた。大半が上限額いっぱいで、総額は約1千万円に
上るという。

 また、この葬儀会社は引っ越し業務も扱っており、市から05~09年度に25件、計約500万円が
振り込まれた。捜査関係者らによると、業務の多くは支給額より数万円安い金額で他の運送会社に丸投げ
していたとされる。

 こうした不正を防ぐため、大阪市は、受給者の引っ越しや葬儀は入札によって指定業者を決め、受給者側が
リストの中から選ぶ制度を来年度から導入する方針だ。

▽朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)


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