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【参院選】共産がテレビCMを断念 厳しい台所事情 ネット重点
共産党は2日、参院選用のテレビコマーシャル(CM)の放映を見送ることを決めた。
「ソフト・イメージ路線」を突き進む同党はここ数年の国政選挙で、志位和夫委員長を前面に押し立てた
テレビCMをPR戦略の一環として活用してきた。しかし、今回は厳しい台所事情の余波で予算削減を迫られ、
テレビCMを断念せざるを得なくなった。
共産党は3年前の前回参院選では最終盤の3日間、テレビCMを全国27都道府県で流し、
昨年の衆院選でも他党と同様にテレビCMで支持を呼びかけた。
今回の参院選でテレビCMをとりやめた理由について、党広報部は「若い層の支持拡大に本腰を入れるために
インターネット広告に重点を置くことにした。要はテレビCMは費用がかかる。費用対効果の問題だ」と説明している。
党財政が厳しいなか、背に腹は変えられないというわけだ。
主要政党をみると、民主、自民、公明、国民新の4党はすでにテレビCMを流しているか、今後活用する予定。
一方、今回初めて参院選に挑むみんなの党や新党改革、たちあがれ日本は「カネのかからない選挙」を掲げ、
党の主張を訴える動画をホームページに掲載するなどしている。
“既存政党”の中で共産党は唯一、これらの政党に歩調を合わせることになる。
しかし6月16日までの通常国会で成立するかに見えた、ネットによる選挙活動を解禁する公職選挙法の改正案は成立せず、
インターネット利用も思うに任せないのが実情のようだ。
産経新聞 2010.7.2 14:11
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