10/07/02 10:55:15 0
来週末が投票日の参院選は、民主党を大勝させることだ。どう考えても、国民に賢明な策はそれしかない。
理由はいくつもあるが、最大のものは「脱自民」政治はまだ始まったばかりであり、
ここで停滞させるわけにはいかないからだ。
この国の国民生活は、年金、医療に始まり、少子化、老後不安、不況ドロ沼化と、すべてが行き詰まりの状態だ。
大学を出た若者は就職もままならず、結婚もしなければ、子供もつくれない。
フリーターや派遣社員になった人は一生浮かび上がれない絶望社会になっている。
アジアやアフリカの四流国ならともかく、経済大国といわれ、800兆円もの借金をこしらえる国力があるのに、このザマだ。
年々衰退し、日本は老人病のような国になってしまった。この国の舵取りがあまりにヘタクソすぎる。計画性がなさすぎるのだ。
一体、だれが悪いのか。自民党政治と官僚機構に最大の責任があるのは言うまでもないだろう。
怠慢と無能は明らかだ。で、「いい加減にしろよ」と国民も次第に思うようになって、自民党に代わる政党を育て、
ついに昨年の総選挙で自民党を政権の座から追い出し、民主党という新しい政党に国の舵取りを任せたのである。
そうであれば、せっかく実現させた「脱自民」政治を今しばらく見守り、後押しするのが務めというものだ。
でなければ、破綻した社会システムの再構築なんて、永久に無理な話である。
「大多数の国民が、自民党政治にはほとほと愛想を尽かしたから、戦後初めて選挙による政権交代が起きた。
その政権交代は始まったばかりです。民主党政権の細かい欠点を探せばキリがないでしょうが、
限界にきていた官僚支配体制を壊し、まず国民生活を豊かにする国づくりの方向性は間違っていません。
足りない部分は、国民が応援してやって、どんどん前進させればいいのです。官僚に予算と政治を丸投げしてきた
自民党政権のせいで、役人の天下り団体がクモの巣のように広がり、予算が国民生活に還元されなくなってしまった。
自民党に連なる企業や団体、役人ファミリーが太り、国民はやせ細る国になっている。
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日刊ゲンダイ 2010/07/01 >>2以降に続く