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値上げ申請せず 運転手を解雇
初乗り運賃500円の継続が認められなかったのに値上げを申請しなかった東大阪市のタクシー会社が、
1日から営業できなくなり、会社は運転手32人を30日付けで解雇しました。
国土交通省によりますとタクシーの運賃の申請をめぐって営業できなくなった事業者は全国で初めてです。
この会社は、東大阪市のタクシー会社トップ・スタータクシーで、25台の車すべてが
初乗り運賃2キロ500円で営業していますが、近畿運輸局に運賃の継続の認可を申請したところ、
適正な利益が確保できないとして認められず、値上げするよう通知されました。
これに対し会社は利益は確保しているとして、値上げを申請せず、大阪地方裁判所に
仮の認可を出すよう申し立てていました。
しかし、申し立ては退けられ、これまでの認可の期限が30日で切れることから、会社は、
1日から営業できなくなったとして、運転手32人を30日付けで解雇しました。
解雇した運転手について希望する人はグループ会社で雇用するということです。
国土交通省によりますと、タクシー運賃の申請をめぐって営業できなくなった事業者は
全国で初めてだということです。
トップ・スタータクシーのグループ会社は「裁判所の判断に従わなければならないが、
不服を申し立てることを検討している。営業できなくなるのでやむをえず解雇を決めた」と
話しています。
解雇された運転手は「最後の職場と思っていたのでこんなことになるなるなんて思いもしなかった。
お客さんが喜んでいるのになぜ500円が認可されないのか納得できない」と話しています。
NHK大阪府のニュース 06月30日 23時49分
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