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市長が職員や市長自身のボーナスを半減する条例改正を専決処分した鹿児島県阿久根市で30日、
ボーナス支給日を迎え、市役所は重苦しい空気に包まれた。
40歳代の男性職員は、通常なら約70万円が支給されるはずだった。「住宅ローンの返済が苦しい。
どうすれば良いのか……」と頭を抱えていた。
職員の大半は28日、連名で竹原信一市長に法令を守るように求める上申書を提出したが、市長は
受け取りを拒否。署名した別の職員は「子どもへの仕送りや親の介護などの費用をボーナスで賄っている。
士気は下がる一方だ」と嘆く一方、「いつ処分されるのか」と報復を恐れる。
竹原市長は市議の報酬については、月額制から日額1万円の日当制を導入する専決処分をした。
これによって、市議の報酬は定例会や各委員会に出席するごとでの支給となり、ボーナス支給はなくなった。
ある市議の一人は「このままでは生活できないので生命保険を解約した」と打ち明けた。
庁舎内の人件費の張り紙をはがしたために懲戒免職処分になった元係長の男性(46)は、鹿児島地裁判決で
処分の取り消しが認められたが、市長は今も男性の復職や給与の支払いを認めておらず、この日のボーナスも
支給されなかった。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)