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★外相、中国のＧ８参加「恒常化ではない」
・菅総理が、先週カナダで開かれたＧ８首脳会議で、今後は中国を招待することを
提案しましたが、岡田外務大臣は、中国の参加が「恒常化するということではない」と
説明しました。
菅総理は、先週カナダで開かれたＧ８首脳会議の夕食会で、「中国に一層責任感を
高めてもらうためにも、時には中国をＧ８に呼ぶことを考えてもいいのではないか」と
述べていました。
この発言について岡田外務大臣は２９日の会見で、「総理が中国と言ったのは
『たまには』ということで、それがずっと恒常化するということではないと理解している」と
述べました。
岡田大臣は、「経済以外のより政治的な問題になると、同じ価値観を共有する
「先進国」というくくりがきちっとあるＧ８というのは非常に重要だと思う」とも述べて、
Ｇ８の意義を強調しました。
中国や韓国も出席するＧ２０が始まったことで、政府内には、アジア唯一のＧ８
参加国である日本の存在感が薄れるという懸念がありますが、今回の菅総理の
発言で、岡田大臣との間で中国に対する認識が整理されていない現状が明らかに
なった格好です。
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)