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マツダ工場暴走事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された同社の元期間社員引寺(ひきじ)利明容疑者(42)=
広島市安佐南区上安2丁目=が、約2年前に自己破産し、派遣社員として勤務していた工場でも給料を
前借りするなど不安定な生活をしていたことが27日、関係者への取材で分かった。
引寺容疑者はこの時期から周囲に対し「どうなってもいい」などと繰り返すようになったといい、
広島県警の捜査本部は、経済的に安定しない生活への不満なども犯行に何らかの影響を与えた
可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者などによると、引寺容疑者は約2年前に自己破産した後、2008年9月下旬から約3カ月間、
県内の自動車関連工場で派遣社員として勤務していた。その工場では「給料日まで待てない」などと、
月給約20万円の半分をほぼ毎月、前借りしていたという。
この工場での契約は同年12月で終了。しばらくは失業状態が続き、生活保護を申請していた時期も
あったとみられる。この時期から「熱い生き方ができなくなった」「おれは負け組」などの言葉が
目立つようになったという。
捜査本部は、引寺容疑者の自宅アパートから銀行の預金通帳やキャッシュカードなどを押収して犯行までの
生活実態を詳しく調べている。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)